さて今度は、カメラの設定に関してです。
前もって同じ場所で写真をとる(ちょっと本格テク)
まずは大体こんなかなと予測してカメラのセッティングをします。
そして写真を撮る場所でまずシャッターを押してみる。
これで写真の明るさが合っているのかを確認します。
写真を撮り始める前に、まずはチェック!
設定が合っていないときは素早くセッティングです。
実はこれだけ、最低限覚えたいカメラの設定
「カメラの設定なんて触ったことがない」これもあるあるです。
最近のカメラには沢山の機能が付いていて、それはそれは全部覚えることなんて不可能です。
でも基本的な設定は実は3つだけなんです。
「でも何のことか全然わからないし、ネットで調べても難しそう」そう思われている方多いと思います。
確かにきちんと知ろうとすればすごく奥深く難しい内容です、でも初心者向けに最低限の内容を知るだけでも写真は変わります。
まずは軽い感じでスタートしてみましょう。
覚えることの1つ目は「ISO感度」
原理の理解なんていりません。覚えたいのはISO感度が高いほど写真が明るくなること。
あとは基本的は写真を撮る場所、明るさによって大体の使う数値です。
以下が参考の数値です。(ISO感度1600以上になると写真の粗さが目立ちだすので注意)
ISO感度 100 | 野外の晴天時 |
---|---|
ISO感度 200 | 野外で薄曇りの時 |
ISO感度 400 | 曇りや小雨の時 |
ISO感度 600 | 室内撮影や雨の時 |
ISO感度 800 | 夜の街灯りでの撮影 |
ISO感度 1600以上 | コンサート会場など |
2つ目はシャッタースピード
シャッタースピードと光の関係は、スピードが速くなれば光の量が少なく、遅ければ光の量が多いという事。
光の量で写真の明るさが変わりますので
光の量が多い → 明るい / 光の量が少ない くらい という事になります。
あまりスピード遅いと手ぶれや被写体がぶれた写真になりやすいので、1/125秒より早くを意識しましょう。
それ以下になりそうな時は、ISO感度を1~2段階あげてみましょう。
3つ目は露出
露出も光の量が変化します。仕組みは露出を絞れば光の量が少なく、開けば光の量が多いという事。
設定は撮りたい写真にあわせます。
露出を開く → 背景がしっかりとぼけた写真
露出を絞る → 背景のぼけがすくない写真。
これら3つの設定ができるのが、通常「M」モードとなっているようです。
お使いのカメラのMモードでこの3つの設定だけ、簡単に調節できるように確認しておきましょう。
設定は組み合わせ
私がいつもやってる設定の順番は
①まずは写真を撮る場所にあわせてISO感度を合わせる。
②次に撮りたい写真が背景をぼかした写真かそうでないのかで露出を解放か絞りか決める。
③撮りたい場所に向かって試し撮り。撮った写真を確認。
④試し撮りの写真を見てシャッタースピードで明るさを調整。
もしシャッタースピードが1/125秒でも暗いときは、ISO感度を一段階ずつ高くして明るさを調整
写真の撮り方のコツをご紹介しました。
内容はほんの触りの部分なのですが、これを実践するだけでよい写真の数は必ず増えるはずです。
それで、今までより写真を撮るのがすきになって、もっともっと沢山写真を撮ってください。
今後は「室内で赤ちゃんの写真を撮るコツ」や「運動会」「発表会」での写真を撮るコツなど、シチュエーションごとにワンポイント的なことを紹介していこうと思っています。
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